11月ごろ、たまたま出かけたショッピングモールでアイドルプリキュアショーがやっていた。もちろんやってる事なんて知らずに行っていたので遠巻きに見る事しかできず、終わった後に握手撮影会がある事も知らなかった。それを見た娘が大層羨ましがり、「またどこかでやってるのを見つけて行こうね」と約束していた。
そんな約束をしていたらもう今月末にアイドルプリキュアが終わろうとしていた。娘が産まれて最近やっとプリキュアが分かるようになり、一緒に見始めたプリキュア初心者なので分からないが、これもしかしたら終わったらショーも翌年のプリキュアに代わってしまうのでは?と思って約束を守れないのはまずいと、1月17日に思い立ち県内のプリキュアショーを探したのである。
と言うのも、やはり今年のアイドルモチーフと言うのがとにかく強く、娘はもちろん嫁も僕も大層これにハマり、毎週の楽しみになってたからである。
今度の名探偵プリキュアも面白そうだし可愛いんだけど、ショーとアイドルの親和性の高さから考えてもアイドルプリキュアの内にプリキュアショー見ないのは流石に勿体なくないか?と思ったのだ。この辺りを嫁に力説したら普通に納得し、本日18日にちょっと遠いが県内のハウジングセンターのプリキュアショーに出向いたのである。
調べた感じ、県内で同日にプリキュアショーが開催されていたのは他には競馬場内にある遊園地のステージがあった。こちらに関しては、嫁の友達でかつて推しのジョッキーに会うために競馬場通いをしていたという方にどんな様子か探りを入れてもらい結構丁寧に普段の様子を教えてもらったのだが、なんかステージの右前方付近から握手会が始まるからその辺りでレジャーシートで場所取りが良いとか、場所が微妙に分かりづらそうとかあり少し躊躇し、ハウジングセンターの方を選んだ。家づくりで何ヶ所かハウジングセンターを回ってた経験からこちらは想像がつきやすかったのも決め手である。
ただこのプリキュアショー、噂で聞く限りめちゃくちゃ人が集まるということで昨日のうちから嫁と作戦会議をしていた。10時半からショーが開始で10時にハウジングセンターは開場予定。とりあえずナビで調べた感じは家から30分強で着ける距離感だったので、途中の渋滞や付近に着いての迷子も検討に入れて『9時出発目標』で朝から行動することに決まった。
この出発目標、基本子供のご飯を食べるスピードの遅さや出発前の急なトラブル(主に娘のお出掛けを一緒にするぬいぐるみ選びの難航や出発前のトイレ渋りなど)が起こって大体10〜20分はオーバーするのでそれを見越しての早めの想定時間だった。
案の定、娘の謎の出発前のルーティンの開始やそもそも8時半から放送されているアイドルプリキュアに釘付けになって我々親も準備が少し間延びした結果出発は9時20分頃になった。大丈夫、想定通りである。
ただ出発した辺りで嫁が「そもそも開場前から列作ってる可能性高いんじゃない?整理券足りる?」と不安を煽り出したので、心配になりながら現地へと急いだ。
到着したのは10時少し前、なのにすでに駐車場はそれなりに埋まっていた。こりゃマズイ!ということで駐車する前に開場入り口へ向かいやすい位置で嫁と娘を放出。「お子様優先」での整理券配布と公式ホームページにも記載があったので多少優遇してもらえるようにという浅はかな考えで娘も早めに同行させたが意味があったかは不明。駐車したところで1歳児の息子を抱っこして二人を追いかける。息子の方はまだ分かっていないので、彼が大きくなって仮面ライダーとかにハマればまたいくらでも父が付き合うからな、と勝手に心の中で約束。
会場内に急いで入ると整理券を求める列は出来ていたが想像していたよりは短いし、追いついた時点でもう整理券を受け取る寸前であった。ステージの前のシート席は3列目までは埋まっていたがまだそれなりの位置に座れたし、センター寄り右の位置で悪くないポジションだ。前の人たちは何時から待ってたんだ、今日のプリキュアはちゃんと観たのか?とか変な心配をしていたがお節介な心配だろう。
ショーが始まるまでの30分の間でも娘が分かりやすくぐずり出した。嫁が「30分で弱音を上げているようじゃディズニーの地蔵は任せられないな」と謎のマウントを取り出した。これだからDヲタは困る。ついでに地蔵とは「ショーやパレードを良い位置で見るために早いうちから場所取りをする事」のディズニー界隈での用語である。嫁は独身時代はこの地蔵を平気で2時間以上していた。そりゃ30分なんて開始直前と思うのも無理はない。開始まで残り10分切ったあたりで娘が「ねぇー、まだ始まらない!」と軽く怒り出したが嫁が「10分前ならダンスパートあるショーならレクチャー始まるくらいだし3rd位置なら遠くからパレード曲聞こえるくらいの残り時間だから本当に一瞬だよ」とか言い始めた。日本語でおk。自分も意味が分かるのが悔しい(軽度のDヲタ)。
さて、そうこうしていたらショーがスタート。軽く歌って踊るくらいかなぁと思ってたら普通にいつものタイトルコールの音楽が流れ出して今回のサブタイトルまで言って、普通に一本分くらいの話がスタート。雑魚敵のダークランダーや敵幹部のカッティンまで出てきてプリキュアショー初心者の我々夫婦も普通に驚いた。改心したはずのカッティンがまた幹部として登場して悪事働いていて、最終話直前の今日のアイドルプリキュア観てきた我々は「これ、どこの時間軸の話だ」と勝手に邪推していたら「再度ダークイーネの闇に飲まれて操られている」的な説明もなされたのでうるさい親へのケアもちゃんとされていた。めんどくさい大人も多いので(鏡を見ながら)。
戦闘音や台詞に合わせて動くアクターさんに感心しながら、途中挟む楽曲シーンにも感動。嫁は今朝のアイドルプリキュアの余韻もあって歌うシーンあるたびに泣いてた。気持ちは分かる。
ソロ曲は僕の推しのキュアキュンキュンがやっていたけど、これ会場ごとに変えてたりするのかな?嫁はキュアウインク推しなのでそっち聴きたそうだった。キュアズキューン推しの娘はキュアズキューンとキュアキッスのデュエット曲も歌ってくれたので満足そうだった。追加戦士はこういう時優遇されがちでいいね。
大満足のショーも終わり、娘のお楽しみの握手会だ。もちろん早めに座っていたシート席から案内するんですよね?と勝手に安心していたらステージ内と外を区切っていたコーンの外でスタッフが「握手会の列を作るのでこちらから早い順に並んでください!」とか言い始めて軽くパニック。すぐにシートから出て、靴履くのにまごついている娘を嫁に任せて列の最後尾に急いだ。なんとかそれなりの順番で並ぶことができ、靴を履いた娘とそれに付き合ってくれた嫁と合流し握手会の開始を待った。
握手会が始まると握手というより子供たちとのハグ会だった。大きなお友達はハイタッチだった。僕はアイドルの現場って行ったことがないけどこういう感じなのだろうか。5人のメンバーとハグを済ませた娘は鼻息荒く「ママもプリキュアとハグしたら良いんじゃない!?」と叫んでいたが流石にどの親も子供の動画撮影を優先していて親も握手やハグしてる人がいなかったので嫁も流石に握手を控えてしまい列を流れてしまった。でも娘がプリキュアと嬉しそうにハグしてたので我々親は満足だったよ、と娘に伝えた。ハグの良さを知った娘なのでなんか不服そうだった。ハグして貰えばいいのにって。なんかそんな娘が可愛かった。
その後娘がハウジングセンター内でふわふわドームを見つけてしまいそれに付き合ったり、その後移動したモールにあった有料の某キャラの遊び場で遊びたがったので「まぁ普段弟のお世話で構いきれなくて我慢たくさんさせてるから」と安くないお金を払って遊んだりしたので、帰り道に「今日はすごい楽しい日だったね!」と言っていた。その言葉を聞けただけでパパもママも朝から頑張った甲斐があったってもんですよ。その言葉を発した直後に車内でいびきをかきながら眠りについて、家に到着後すぐに起こして風呂に入れたが眠い眠いとめちゃくちゃぐずり、嫁が一緒に寝室に行き、僕は僕でインコのケージの掃除して今これを書いているところである。
アイドルプリキュアショー、満足でした。




