キングダムハーツⅢ発売が迫るので思い出を語りたい

初めまして。

ブログを開設しました、樋口と申します。

文章を書く習慣を改めてつけていきたいな、という思いでブログを始めました。

主に趣味や思い出、何かしらお題を用意してそれに関して語るような形で雑多に文章を書いていきたいなぁ、って思ってます。

 

 

 

でですね、実はめちゃくちゃ語りたい事があって開設したんですよ。

てかこれのために作りました、ブログ。

タイトルの通りなんですが、ゲーム「キングダムハーツ」についてです。

プレイした事ない、って人はいても知らないって人は稀なんじゃないかなぁって思うほどのビッグタイトル。

おそらくスクエアエニックスだからという事以上にディズニーが関係すると思うんですが、それはまぁ追い追い話します。

今回は思い出と共に、どんな魅力的な作品かってのを語りたいと思います。おそらく思いが先行して文章が支離滅裂になるかもしれませんが、それすらも楽しんでいただければ。

 

 

キングダムハーツ

記念すべき1作目です。

 

僕がこのゲームに出会ったのは割と遅かったのですが、FM(追加要素を加えた英語音声版)が発売してすぐ、小学五年生の頃でした。

当時の僕はそりゃまぁ任天堂っ子で、家にあるハードは全て任天堂、好きなゲームはポケモン、好きなポケモンバンギラスという絵に描いたような任天堂っ子でした。

 

 

 

 

ある日のことです。親友のRくんのお家に遊びに行きました。

彼がこれまた重度のソニーっ子で、家にあるハードは全てソニー、好きなゲームはクラッシュバンディクー、得意なモノマネはクラッシュのゲーム起動した時の「ソニー!コンピューターエンターテインメント!ウッヒフー!」でした。僕も聞かされすぎていまだに真似できます。

彼の話は後日にしましょう。いつまでも本題に辿り着きません。

 

家に着くと彼は一人用のゲームを遊んでる真っ最中で、「こいつ終わるまで待って!」と必死な様子でした。なるほど、ボス戦かと彼の様子を見て察したのですが、画面に映るそのボスがなんとあのフック船長だったのです。

大きな鍵を持ってる男の子があの、あのフック船長と戦ってるのです。

雷にでも打たれたような気分でした。

 

その時僕は

 

なんてクールなゲームなんだ

と思いました。

 

当時早めの厨二病を患っていた僕は変に斜に構えているところがあり、「かっこいいだけのものは逆にちょっとカッコ悪い」という考えに至っていました。なんかドラゴンとかそういうのは逆にカッコ悪いなと。

 

でも目の前で戦っているのはフック船長。味方にはドナルドにグーフィー

当時の斜に構えた僕にはどストライクでした。

 

 

 

しかし残念かな、僕はPS2を持ってませんでした。好きなポケモンバンギラス、好きなメダロットベルゼルガだったからです。

どうにか欲しいと思った僕は純粋な弟のサンタさんを信じる気持ちを利用して手に入れることを思いつきました。

彼も好きなものは基本僕と同じだったのでキングダムハーツの映像を見せることでまんまと洗脳することに成功。無事に彼の一番欲しい物もPS2にすることができました。

 

その辺りは詳しい事省くとして、PS2キングダムハーツのソフトを手に入れた樋口少年。

アクションゲームの魅力に取り憑かれて狂ったようにプレイしました。

簡単な操作なのに爽快感がありました。ディズニーの世界を自由に歩き回る事ができるのもとても楽しく、とにかくステージの端から端まで調べつくしました。

 

魅力はアクション性だけに留まりません。

何より僕がのめり込んだのはそのストーリーでした。

オリジナルストーリーとディズニーが綺麗に調和して、優しいのにどこか暗い、良い塩梅の大人も子供も楽しめるストーリーになってました。

個人的には底抜けに明るいソラよりも、ここではないどこかに行きたい、外の世界で新たな関係を広げる親友を心のどこかで歓迎しきれない、そんな闇を帯びたリクのほうが共感できました。

あと何よりエンディングね。

自分のゲーム人生の中であれを超えるエンディングにはいまだに出会えてない。キングダムハーツシリーズ作品も込みで。

リクの「カイリを頼んだぜ」はもちろん、カイリが島に戻ってソラの落書きを見つけるシーンには目頭が熱くなります。

というかカイリを頼んだぜ辺りからずっと泣いてます。

このエンディングを見るため、そして大塚明夫ボイスを聞くために何度賢者アンセムを屠ったか分かりません。

 

ハートレスのデザインも秀逸で、不気味なのに憎めない、なんだか気の抜けた敵でした。

シャドウのぬいぐるみとか欲しい。

 

 

 

 

チェインオブメモリーズ

まさかのゲームボーイアドバンスで発売。

任天堂っk(ry

当時の携帯ゲーム機の限界から、エンカウント制のカードゲームになりました。

Rくんとかはこれすごい嫌いだったみたいなんですが、僕はこのカードってのが性に合ってまたまたどハマりしました。

強敵すら上手くデッキを組めば苦にならないそのゲーム性の虜になり、なんならこれでまた新作作って欲しいと思うほどです。

 

 

そしてまたまたストーリーが素晴らしい。

ただ塔を登って行くだけなのに、新しく現れた13機関や薄幸の美少女ナミネなどの魅力溢れるキャラクター達の紡ぐ物語は飽きる事がありませんでした。

ただ後々マールーシャにボイス付いた時に声がシャアだったのだけは違和感すごかったです。

 

 

 

 

 

 

キングダムハーツ

ナンバリングタイトル2作目。

まさかこの時は次のナンバリングが十数年後だとは思いもしなかったです。

 

まずはアクションの正当進化。

リアクションコマンドが登場してさらに派手な演出になりましたが、リアクションコマンド求められる時にはだいたい三角ボタン連打してればよかったので、なんか失敗判定あっても良かったのかも?

フォームの登場により戦い方の幅も広がってより自分らしいソラの動きができるように。

ファイナルフォームがファンネルみたいだったのでこればっか使いましたがフォームレベル上げづらいのが大変だよね。

 

 

ストーリーに関しては、始まっていきなり知らん男の子を操作させられる羽目に。

知らん男の子、って言いましたが発売のだいぶ前に明かされていました。正体が明かされない中、いろんな想像をしましたが結局当てられなかったです。

彼を動かす7日間だけの夏休みはチュートリアルの役割のくせにとても長くて、とても充実してて、そしてすごく切なかったです。

ロクサスの「俺の夏休み、終わっちゃった」からのタイトルロゴは反則。いまのロクサス人気も頷けます。

 

個人的にこのⅡでの一番記憶に残ってるシーンは最後のソラとリクの会話。

お前ら、そんなエモい会話を…お前ら…ってなってカイリとの再会なんか目にならないくらい泣きました。

是非クリアして君の目で確かめてくれ!

 

 

 

 

 

 

 

358/2days

なんて読むのこれ?

絶対初見でみんな思ったはず。

ハードはまさかのDS。

任天d(ry

 

今回は初めて主人公がソラではなく、Ⅱに登場したロクサスでした。

彼が13機関だった頃のお話です

いましれっとⅡのネタバレをしましたが、これからシリーズを始める人でもロクサスが13機関だったという情報を入れずにゲームを始めるのは困難だと思うので言いました。

何よりいま発売されてる1.5+2.5ではむしろⅡより先に見るのが推奨みたいになってるのでこれで良いのです。

僕個人としてはⅡの後にプレイして欲しいんですが。

 

まずはアクション性から。

DSというハードでちゃんとキングダムハーツらしいアクションゲームになってるのは素晴らしいんですが、いかんせん画質が死んでる。そして十字キーでの操作が苦痛。

プレイアブルキャラが多いのは魅力だし、自分でキャラをカスタマイズできるのは嬉しいんですが、PS2の画質に慣れてしまった身としては苦行だったと言わざるを得ません。

DSの角のせいで、何故か手のひら痛くなったりして、難易度以外のところで挫けそうになりました。

僕もあまり気の長い方ではないので、何度かDSを投げそうになりました。多感な頃だったんです。

 

じゃぁDSというハードで出したのが失敗だったかというと…実はそんなことはありません

これはストーリーの面での事になるのですが、まずはその肝心のお話。

今までのシリーズでは敵だった13機関のお話なので話もよりダークで、それでいて切ないお話になっています。

14人目の機関員シオンとは何者なのか、そもそもそれなら14機関じゃないのか、というかナミネと被ってないか、とかそんなチャチな疑問や不安も吹き飛ばしてしまうほどストーリーが良いです。

何よりこんな切ないラスボス戦が他にあるだろうか、という最終決戦。

そしてラスボスを倒した後に流れるムービーはDSならではの演出があって、これがあったからこそDSで出て良かったと思います。

1.5では映像作品になってしまいましたし、ストーリーだけならそれで十分かもしれませんが是非プレイして欲しい一作です。

歴代シリーズでストーリーは一番好きです。

 

 

 

 

バースバイスリープ

今度はPSPにて発売されたキングダムハーツの前日譚。

ぶっちゃけて言ってしまうと、選べる3つのバッドエンディング!

主人公はテラ、ヴェントゥス、アクアの新キャラ3人。ソラたちより過去のキーブレード使いです。

 

アクション面はより爽快感が増し、さらに三者三様それぞれ特徴のあるアクションで一粒で三度美味しい。

デッキコマンドの要素もあるのでdaysやチェインのような楽しみもありました。

これがキングダムハーツのアクションの完成形だなぁ、と思ったんですがまだまだ上がありました。これは後述で。

 

 

ストーリーは先に挙げたように3つのバッドエンディングから1つを選ぼう!みたいな感じです。

後の時代に誰もいなかったので大体想像できたんですが、なかなか切ない。

順番は自由で3人のキャラをクリアすると、ラストエピソードが解禁されるという仕組みです。

僕はテラ→ヴェン→アクアの順でプレイしました。テラが置鮎ボイスだったからです。

主人公たちがソラたちより少し年上(ヴェンだけ同い年くらい?)なので少しビターなお話に仕上がってます。

僕はテラのお話が好きでした。というか最後が熱い。

 

 

 

 

 

 

「ドリームドロップディスタンス」

通称3D。

もちろんハードは3DS

にn(ry

キングダムハーツシリーズのアクションの完成形です。

 

 

まず特筆すべきはなんと言ってもフリーフローアクション。

壁や柱を使って従来のシリーズよりさらにスピーディな戦い方が可能になりました。

正直これを使ってワールド内を回るだけで1時間は夢中になれる。ストーリーとか全然進まない。

ずっとノールダムの鐘撞堂を飛び回ってた。

当時大学生だったのと、大学前半のまともに友達いない期間だったので時間は有り余ってたもんだから死ぬほどプレイした

このアクションを体験してしまったら過去作品が味気なく感じてしまうくらいにはフリーフローの虜です。

Ⅲではこのアクションがより進化してるようなのでめちゃくちゃ楽しみです。

 

 

ストーリーに関しては個人的には微妙。

ここからさらに話がややこしくなった気がします。

単体で見ても箸休めの外伝なんだな感が強くて、そこまでストーリー見たさにプレイした記憶はありません。

代わりにアクションに惹かれて死ぬほどゲームは遊びましたが。

 

 

 

 

自分の中での順位として

ストーリー面では

days>1>BbS

 

アクション面では

3D>>>>(越えられない壁)>>>>>BbS>Ⅱ

 

というトップスリーです。

 

Re:coded無いのは分かりますね。

未プレイだからです。

いつかやります、いつか。

 

スマホゲーのもなんだかんだ面倒で放ってるんですよね。

Ⅲ終わったらやります。

 

ここまで語ってきましたがまだまだ語り足りません。

でも発売がもう明日に迫ってるのでこれで上げます。世の中には妥協が必要な時もあるのです。

 

信じられない事に前作の3Dの発売は約7年前、ナンバリングで言えば13年ぶりの新作がⅢになります。

13機関とかけてるのかと疑ってしまうほどの長い期間ですね。

ファンの僕から見ても、とても大きな盛り上がりになっているなと感じます。

十数年と見てきたお話の最後を迎えるとあって、なんだか本当に発売するのかという不思議な心持ちです。

事実何度と延期してるシリーズなのでみんな半信半疑なのも分かります。

このお祭りを楽しみながら、ソラたちの最後の冒険を楽しもうと思います。